ゼロゼロ物件(敷金0礼金0)物件に注意!

お部屋探しをされる中で、ゼロゼロ物件というものを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
契約時に支払う礼金と敷金が0円のため、「ゼロゼロ物件」と呼ばれています。
1988年頃から大手賃貸業者により始められた募集形態ですが、
初期費用が安く抑えられると信じて契約した消費者より訴えを起こされたり、
消費者センターに相談がよせられるなど、トラブルが多いようです。

ゼロゼロ物件の注意点・問題点をご紹介したいと思います。
また、「仲介手数料無料・仲介手数料半額」などと謳っている会社で同様の手法が使われていることもあります。
(有限会社道元商事では、ゼロゼロ物件の取扱いは一切ございません。)

ゼロゼロ物件は、通常の契約でいただく費用をいただかないため、別の部分で収益を上げる必要があり、
以下にその代表的な例を記載しています。

1.さまざまな初期費用がかかる。結局は高額になる。
敷金と礼金が無い代わりに、初期費用にその他の名目が追加され、最終的には、敷金礼金ありの物件と同等か、
より高額な費用がかかるケースがあるようです。
他社の見積もりで拝見したものでは、以下のような項目です。
 
●消毒代・抗菌代(内見後に、排水などの「ニオイが気になりますね」などと営業マンが勧めてくることもあり)
●24時間サポート料・安心サポート料などの名目
●契約者が親族などの保証人を用意できる場合でも、保証会社加入が必須にされている。(賃料1ヶ月分等)
●退去時のリフォーム代・クリーニング代・修繕費を初期費用で請求される。(下記2参照) 
 
一つ一つの金額は数万円程度で、合算すると最終的に高額になっているというものです。
敷金礼金と同等か、それより高額になることもあるようです。
不動産会社が、必要のないオプションのメニューを積み上げ、なんとか収入を増やそうとする手法です。
見積もりの時に何の費用かを業者に追及すると、断ることができる事もあるようです。しっかりと確認しましょう。

 

2.リフォーム代やクリーニング代の清算が多額にかかる。
通常、退去時に発生したクリーニング代やキズなどの修理・リフォーム代は、退去時に敷金から清算されます。
しかし、ゼロゼロ物件では、退去時清算に充てる敷金をお預かりしないため、
退去時に費用が多額にかかることがあります。

また、上記1で記載しているように初期費用で、リフォーム代、クリーニング代を
あらかじめ請求していることがあります。
敷金0と謳っておきながら、実質、敷金と同様の費用をもらっているような状態です。
この場合は、契約書等に「契約時に修繕費として〇万円支払う」など記載があり、入居時に支払いますが、
実際にかかった修繕費が契約時に支払った金額より少なかった場合でも、返金はしてもらえないようです。


3.そもそも人気がない物件のため、ゼロゼロで募集をしている。
敷金と礼金を0にしなければ、入居者が決まらないような人気のない物件の可能性があります。
長い期間、空室が多いような募集に苦戦している物件において、不動産会社がオーナーに提案するようです。
チラシやインターネット広告で、パっと見ではわからないような悪条件が隠れていることがあります。


4.家賃設定が相場より高い場合もある。
敷金と礼金をいただかないことから、貸主はその分リスクが高まり、別の部分で収益を上げる必要があります。
そのため、家賃を相場より高く設定している物件もあるようです。
同じ地域の家賃相場をしっかり確認しましょう。


上記のいずれに該当するにせよ、ゼロゼロ物件は、広告やインターネットで表示している条件で
消費者にお得であると誤認させる不誠実なものが多い現状です。


長くなりましたが、当社がこういった内容を記載できるのは、ゼロゼロ物件を取扱いしていないためです。
物件やご契約につきまして、気になる点やご不明な点があればお尋ねください。
宜しくお願い致します。